VTIジャパン、「ベトナムオフショア活用キャンペーン・intra-martオフショアショーケース」に登壇

2025年12月4日、東京にて株式会社AKIRA主催の「ベトナムオフショア活用キャンペーン・intra-martオフショアショーケース」が開催されました。VTIジャパンは参加企業の一社として登壇し、intra-martを活用した業務改革やDX推進に関する最新アプローチを紹介しました。本イベントには多数のITベンダーやユーザー企業が集まり、業界内の知見共有と連携促進に向けた貴重な場となりました。

VTI × intra-martのシナジー:業務改革を支える共通基盤

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日本企業における深刻なIT人材不足という課題に対し、VTIジャパンは、業務プロセスを「つなぎ、標準化し、拡張できる」 デジタル共通基盤のリーダーであるintra-martとのパートナーシップを強調しました。 

プレゼンテーションでは、VTIが「intra-mart Accel Platform」を活用し、いかにして「ワンストップ」なデジタルワークプレイスを構築しているかを説明し、以下の主要機能を紹介しました。

  • ローコード開発: ドラッグ&ドロップ機能によりアプリケーション構築を迅速化し、導入期間を短縮。
  • 業務プロセスの標準化: 申請・承認フローなどを自動化し、人事、経理、営業など全社的な生産性向上を促進。
  • レガシーマイグレーション: 既存システム(Lotus Notes等)のデータやロジックをintra-mart基盤へ移行し、老朽化したシステムをモダナイズ。

Dual-Based Model:スピードと品質の両立する開発体制

本プレゼンテーションのハイライトとして、開発スピードの最大化と高品質の両立を実現する独自の「Dual-Based Model(デュアルベースモデル)」が紹介されました。

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  • 日本拠点(上流工程): BrSE(ブリッジSE)および上流エンジニアから成る「コアチーム」が、要件定義や仕様整理を担い、現場で“ミニPM”として品質を管理。
  • ベトナム拠点(開発): スケーラブルなチームが並列モジュール開発を進め、AIによるコード生成や自動テストを活用して生産性を高める。

この直列型から並列型開発へのシフトにより、従来モデルと比較して1.5倍〜2倍のプロジェクトスピード向上が見込まれます。

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イントラマートベトナムCoEセンターを基盤とした専門人材育成の推進

これらの技術力を支える基盤として、VTIは人材育成への積極的なコミットメントを掲げています。同社は、ベトナム・ハノイに設置された「イントラマートベトナムCoE(Center of Excellence)センター」のメンバーとして、専門教育や技術標準化に参画し、intra-mart分野における高度なスキル蓄積を進めています。グループ全体で1,800名以上の従業員を擁するVTIジャパンは、今後12ヶ月間でintra-mart専門エンジニアチームを大幅に拡大する具体的なロードマップを発表しました。

本計画では、基礎チームから大規模導入や長期運用に耐えうる「CoE(Center of Excellence)」モデルへの迅速なスケールアップに焦点を当てており 、顧客企業が育成の手間をかけずに、即戦力となる認定エンジニアのリソースを継続的に確保できる環境を整備します。

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今後の展望と感謝

最後に、VTIジャパンは本ショーケースの開催に尽力された株式会社AKIRAに対し、心からの感謝の意を表しました。VTIは今後も技術力およびintra-mart教育プログラムの強化を継続し、日本企業の業務プロセス改革とDX加速を支援する重要なパートナーとしての地位を確立してまいります。

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