生成AIが生産性およびビジネスモデルに急速な変革をもたらす中、VTIは2026年を「AI First」戦略を本格的に推進する重要な転換点と位置付けています。全エンジニアをAI拡張型エンジニア(AI-augmented engineer)へと進化させ、AIを日常業務および開発プロセスへ組み込むことを全社方針として掲げています。
この戦略方針のもと、VTIは2月5日、全社的なAI活用を体系的に推進・標準化・高度化する専門組織「AI Center of Excellence(VTI.ACE又は生成AI CoE)」を正式に設立いたしました。

生成AI実装を推進する中核拠点の確立
VTI.ACEは、ソフトウェア開発領域における生成AI活用を高度化し、全社的な技術基盤の強化および新たな事業機会の創出を目的とした戦略的中核拠点です。本センターでは、次世代生成AI技術の研究開発を重点的に推進するとともに、それらをエンジニアリング業務フロー、コーディング標準、ならびにデリバリープロセスへ体系的に統合してまいります。
また、VTI独自の生成AI搭載コーディングアシスタント「V-Copilot」の全社展開を加速し、開発生産性および品質の大幅な向上を実現していきます。さらに、組織横断的にAI活用人材を育成するため、体系化された生成AI研修プログラムを整備し、持続可能なAI人材基盤を構築します。
センター設立に伴い、VTIはグエン・フー・ダン氏をVTI.ACE統括ディレクターに任命いたしました。18年以上にわたる実務経験と生成AI応用に関する高度な専門性を有する同氏のもと、AIを顧客向けソリューションのみならず、VTIの開発基盤そのものへと組み込む統合戦略を推進してまいります。

組織変革におけるAIの役割について、ダン氏は次のように述べています。
「AIは人間に取って代わるものではありません。主体的に適応しようとしない人が、役割を失っていくのです。生き残り、そして一歩先に進み続けるために必要なのは、自ら進化し続ける姿勢だと考えています。」
ダン氏のリーダーシップのもと、VTI.ACEは2026年ビジョンの実現に向け、全エンジニアのAI拡張型エンジニアへの転換を推進し、体系的かつ全社的なAI活用の定着を加速してまいります。
経営陣が示す生成AIの戦略的重要性
キックオフイベントでは、経営陣と新設されたセンターが、中長期目標、運営方針、および今後の実行優先事項について認識を共有しました。
VTI代表取締役社長 チャン・スアン・コイ氏は、変革の必要性について次のように述べています。
「生成AIの活用は、もはや選択肢ではなく、企業競争力を左右する重要な経営課題です。ソフトウェア開発における生成AIの導入を全社的に推進し、各プロジェクトにおいて必須とし、確実な成果創出を実現していきます。VTI.ACEはその中核を担う戦略組織として機能します。」
チャン・スアン・コイ氏は、AIを試験的取り組みの段階から、構造化され、成果が測定可能な実行フェーズへと移行させるという、明確な方針を示しました。

また、VTI最高執行責任者 ダオ・ティ・トゥ・ヒエン氏は、組織全体におけるAI能力の制度化の重要性を強調しました。
「VTI.ACE(生成AI CoE)を通じて生成AI活用を制度化することで、デリバリー品質の向上、生産性の強化、そして中長期的な成長基盤の確立を図ります。私たちはAI製品を提供するだけでなく、生成AIを活用してすべてのソフトウェア開発をより高品質かつ迅速に開発する企業へと進化していきます。」
ダオ・ティ・トゥ・ヒエン氏は、生成AIをコアエンジニアリングプロセスへと組み込み、運営高度化と持続的成長を両立させるというVTIの強い意思を示しました。

構造化されたAI統合による開発高度化の推進
VTI.ACEの設立は、従来のAI活用施策から、体系的かつ大規模な実行段階への移行を意味します。AIをコアエンジニアリング業務フローへ統合することで、プロジェクト全体における実行規律の強化、運営の一貫性の確立、ならびにスケーラブルな成果創出体制の構築を推進してまいります。
今後、VTI.ACEは拡張性の高いAI実装を可能にする中核的役割を担い、AIを各プロジェクトにおける標準的な実行能力として定着させるとともに、顧客および組織双方にとって持続的な価値創出を支える基盤として機能してまいります。


