2024年7月7日に、駐日ベトナム大使館で、「ベトナム・日本デジタルトランスフォーメーション協会(以下VADX JAPAN)」の発足式が開催されました。両国間でイノベーションや先端技術ソリューションに関する協力を促進するため、日本で事業を行っているベトナムのIT分野で活動するベトナム企業を結びつけるプラットフォームとなる協会です。同発足式では、VTIジャパンがVADX JAPANの共同会長に就任したことが発表されました。これを機に、VTIジャパンは、積み重ねた経験とノウハウを活かし、ベトナムと日本のDXを成功に導くことに努めております。
VADX JAPANの設立は、評判、品質、労働力規模、収益、将来の発展機会の発展を特徴とする、日本におけるベトナムIT企業の力強い成長における重要な節目です。今後、日本におけるベトナムIT企業が、両国民の利益のために、デジタル変革の推進と両国協力への実際的な貢献を主導するという決意をもって、さらに前進するのに役立つことを期待していると大使は述べました。
現在、日本で事業を行っているベトナムのIT企業は量・質ともに非常に力強く成長しています。その中には、VTIなどの、従業員1,000人を超える企業が10社以上あり、日本企業にITサービスを提供している企業の総数は500社近くに達しています。ベトナムのIT企業は、プログラミングやテストなどの簡単な作業に対応できるだけでなく、クラウド、ビッグデータ、AI、ブロックチェーン、VRなどの新技術を適用して、デジタル変革プロジェクトの研究、設計から実装まで、ソフトウェア開発における各段階をサポートしています。
VADX JAPANは、緊密な協力とイノベーションの精神により、2033年までに日本におけるベトナムIT企業の総収益を1兆円(70億米ドル近く)に引き上げ、デジタルとグリーントランスフォーメーションに大きく貢献する、評判の高い強力な組織となることを目指しています。
今後、VTIジャパンは、VADX JAPANの各メンバーと共に、優秀な人材と先端技術を活用し、両国のDX変革が実現できるよう努力してまいります。