2025年03月24日(月)、東京にて、VTIと三菱総合研究所様(MRI)はキャッシュレス決済ソリューションの開発・導入を中心に、地方の公共交通業界におけるDX推進の基盤構築に向けた検討を共同で実施することを目的とした協力覚書(MOU)を正式に締結しました。
締結式は両社の代表者出席のもと厳かな雰囲気の中で執り行われ、両社の同領域における戦略的なパートナーシップにおける重要な一歩を示すものとなりました。
VTIグループとMRI様のご紹介
VTIはベトナムIT企業トップ10の一員として、あらゆる規模の企業に運営・事業の最適化に貢献するDXソリューションのコンサルティング・展開サービスを提供しています。ベトナム、日本、韓国、シンガポールに拠点を置き、特に日本国内では東京、大阪、名古屋、福岡の4都市に事業所を設置し、経験豊富で市場に精通した従業員を1500名擁しています。当社は、日本の多くの大手企業との協力を通して、確固たる地位を築いてきました。
三菱総合研究所(MRI)は1970年に設立された総合シンクタンクで、IT、環境、エネルギー、医療、金融などさまざまな分野における戦略的なコンサルティング、研究・開発サービスの提供を専門としています。持続可能な発展の促進を使命とし、複雑な社会課題の解決に向けて公共・民間両部門に緊密に連携しています。
戦略的協力の内容
今回の協力では、MRI様の研究能力や戦略策定能力とVTIのテクノロジーおよびソリューション展開における強みを活かすことで、地方の公共交通向け、キャッシュレス決済を中心としたDXソリューションの開発を目指しています。
各社は具体的に、以下の業務を担当します。
- MRI様は、業界動向の調査、社会課題解決に資する適切なソリューションの検討、ビジネスモデルの開発および提案等を行います。
- VTIは、技術的な試験とDXソリューションの展開を行い、業界企業向けの技術開発・導入においてMRI様と協力します。
本協力は、潜在的なビジネスチャンスを開くだけではなく、社会の持続可能な発展への貢献という観点からも重要な意義を持っています。テクノロジーを活用し、地方の公共交通業界における運営効率およびユーザー体験の向上を実現するという共通のビジョンに基づき、両社は今後も連携を深めていきます。