2019年に登場した新型コロナウイルス感染症は我々の社会に悪影響を及ぼしています。パンデミックのピーク時には、外出自粛やイベントの制限などが企業の経営活動を妨げていました。そして、「ニューノーマルな生活」に入ってもコロナ禍の状況が複雑な背景には、多くの企業はコロナの対策として非接触型の入退室管理システムを求めていました。本事例では、弊社の非接触型の入退室管理システムを活用することで、お客様は感染者の増加を抑えながら、事業がスムーズに進んでいます。また、そのシステムは一時的な対策ではなく、将来に新たな感染症を予防する盾と信じております。
従業員の健康確保および顧客体験向上の狙い
弊社のお客様は、世界のほとんどの国に駐在員事務所を構えているドイツの大手物流サービスプロバイダーです。新型コロナウイルス感染症の状況が深刻になる中で、お客様はチェックイン・チェックアウト時に濃厚接触や接触行為を最小限に抑える希望を持っていました。スタッフとゲストの安全を確保するため、チェックインを完了するには、お客様は体温を測定し、健康状態を申告するためのシステムを求めていました。お客様は弊社に訪れた時、従業員の健康確保および顧客体験向上を両立させるソリューションを探していました。
弊社のソリューション：スマートアクセスコントロール
弊社はお客様の問題と要望を分析した上で、次のような具体的なソリューションを含む一連のスマートアクセスコントロールを実装しました。
1．FaceX – AIを搭載した顔認証勤怠管理システム
弊社のFaceXは、透明性、正確性、高度なセキュリティ、及び改善されたエクスペリエンスに優れた新勤怠管理システムの先駆者として、AI技術を活用した顔認識勤怠管理システムです。従来の勤怠管理システムのように指紋を使用する代わりに、FaceXは AIのテクノロジーを使用して従業員の顔を0.7秒未満で認証します。また、FaceXの精度が99%に達するし、マスク着用しても顔を正確に認証することができます。さらに、体温計測可能なので、従業員が発熱したらすぐに警告します。
2．LCD バーチャルアシスタント
このソリューションはフロントデスクに設置された液晶画面装置を提供し、ドアの自動施錠や体温測定の機能を統合します。それは、フロントデスクのスタッフに取って代わり、企業が訪問者の出入りを管理し、病気を管理するのを支援しながら、楽しいスマートな受付エクスペリエンスを生み出します。特にこのソリューションはお客様のご要望に応じて、ベトナム語、英語、ドイツ語、中国語の4言語を使用して設計されました。
バーチャル受付を使用する場合のチェックイン/チェックアウト プロセスは、次の手順に従って行われます。
- ご予定のあるお客様へ
ステップ 1: ゲストは会社のオフィスに来る前に健康状態を申告します。
ステップ 2: デバイスが到着を識別し、ゲストは予期される招待メールに含まれている QR コードをスキャンしてチェックインします。
ステップ 3: デバイスはゲストの体温を測定します。
ステップ 4: 温度が安全なレベルにあると判断されると、ゲストのためにドアが自動的に開き、システムはゲストが到着したことを通知します。
- ご予約なしでお越しのお客様へ
ステップ 1: 音声ガイダンスデバイスが「管理者に連絡する」機能をクリックします。
ステップ 2: 訪問者は、デバイス画面に記録されている電話番号を介して管理者に連絡します。
- オフィスに訪れた郵便屋さん
ステップ 1: 音声ガイダンス デバイスの「郵便配達員」機能をクリックします。
ステップ 2: 郵便配達員はデバイス画面の指示に従い、裏口に移動します。
3．タブレットによるスマートな会議室管理ソリューション
このソリューションは、会議室の外に配置されたタブレットデバイスを提供し、次の機能を実行します。
- 会議室のステータスを表示:
利用可能な部屋
スケジュール済みだがチェックインされていない
進行中の部屋
- 会議スケジュールを設定し、顧客の要求に応じて社内従業員の Outlook カレンダー システムとデータを同期する
- 会議スケジュールを表示する
- PIN でチェックインする
新型コロナウイルス感染症の負担が軽減され
AI 顔認識技術を搭載したチェックイン/チェックアウトシステムにより、接触行動や濃密接触を最小限に抑えたという結果が得られました。また、体温計測の機能のおかげで、感染者の増加を大いに防止しました。これは、顧客と従業員の健康確保だけではなく、将来の同様な感染症を動的に防止するのに役立ちます。
次世代型ワークプレイスづくりに向けて
VTIは、AI（人工知能）などのような先端技術を活用することで、企業の生産性向上やセキュリティ保証のためのソリューションをご提供いたします。弊社のソリューションを詳しくご覧になりたい方は、ご遠慮なくお問い合わせください。
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