fbpx

オフショア開発とは?2021年最新のオフショア開発の動向について

日本における近年のIT人材不足深刻化、業界競争の激化、及び新型コロナによる景気後退といった背景では、オフショア開発は多くの企業によりデジタル化事業の実現及び運営システムの維持に向けて考えられるべきの解決策として見なされています。
これらを踏まえて、VTIはこの記事を通して日本におけるオフショア開発サービスについての詳細かつ全面的な見解を読者の皆様にご提供します。

1. オフショア開発サービスとは 

1.1. オフショア開発とは

オフショア開発(Offshore Development)とは、ソフトウェア、情報システムやWEBシステム、アプリケーションなどの開発業務を海外の開発会社や海外の子会社に委託する手法です。オフショアの「海外」という意味から、海外に持っていかれる開発業務は「オフショア開発」と呼ばれています。

1.2. オフショア開発サービスが日本でトレンドになっている理由

ソサエティ5.0の実現に向けて、日本ではほぼあらゆる分野におけるテクノロジー化が加速しているとともに、IT人材のニーズが高まっています。一方、人口の高齢化により開発リソースがますます深刻に不足している状況に陥っており、IT人材供給ニーズに応えられないことが懸念されています。2030年までIT人材の不足は40万人を超えると予測されていますので、この課題への対策が早急に求められます。

 

(図)日本国内のIT人材不足数の見通し (出典:vietjo)

 

そのうえ、生活費の高騰につれて、質の高い日本人の雇用は簡単ではありませんし、賃金も高くなっています。

結果として、オフショア開発は、日本と比べて人件費や物価がはるかに安く、豊富なIT人材リソースを持つ海外の国に所在する開発会社、子会社へ開発業務を預かることによって、ソフトウェア、情報システムやWEBシステム、アプリケーションなどの開発費用を大幅に削減できることを期待される手法として挙げられています。この手法により、「品質保証」、「人材確保」及び「コスト削減」というIT開発に最も重要な3つの要素がいずれも確保できるかと思われています。

2. オフショア開発のメリットについて

デジタル化を進めている多くの企業が求めているコストの削減、製品の品質保証及び人材確保といった3つの大需要を満たす観点では、オフショア開発が第一の選択になります。ここれからは、オフショア開発がそれぞれ観点でどのようなメリットをもたらすかについてご紹介します。

2.1. 大幅なコスト削減

上記に言及したように、オフショア開発の最大な利点としては、コスト削減です。日本より人件費が低い海外の国に開発業務を委託することにより開発での大幅なコスト削減が見込めます。

なぜかというと、エンジニアの人件費は開発コストの中で最大の割合を占めるため、

人件費を最小限にすることで、低コストで高品質のシステムを開発することができます。

場合によって、オフショア開発の導入により、自社の人材を活用することよりコストが3~5割下げられることもあります。

2.2. 品質の確保及び人手不足の解消

低コストで品質を維持できるのは、オフショア開発導入を決めた企業がますます増えている重要な理由の1つです。現在、グローバル化とデジタル化が急速に進んでいる日本国内では、ITシステムやソフトウェア開発に多数の人材が要されます。

中国、インドネシア、インドの他に、豊富で質の高いIT人材リソースを有するベトナムもここ数年、技術力が高い委託先国として高く評価されています。

IT人材不足状況 (出典:日本経済産業省)

2.3. 市場投入時間の短縮

前述した2点に加えて、オフショア開発のメリットをいうと、製品の市場投入までの期間が縮小できることが挙げられます。これは、新規製品開発案件や新テクノロジー開発プロジェクトで非常に重要な意味があります。
開発プロセスに多くのオフショア人手を配置することで、開発が迅速になり、製品の市場投入までの時間が短縮されます。つまり、自社リソースをより大きく複雑な案件などに柔軟に活用し最適化できるようになります。これは、多数の市場を目指して多種多様な業種にわたりビジネスを拡大することをターゲットしている企業に非常に役に立つでしょう。

2.4. オフショア開発といえばベトナムが主流

オフショア開発にメリットが数多くありますが、委託先となる国により異なります。政治情勢、日本との関係、科学技術力、文化の違い、時差等は、すべて製品の最終的な品質に影響を与える要因になります。

それらの要因からみれば、日本のオフショア委託先の中で、ベトナムが最も優位性のある国だと現在評価されています。労働力人口が豊富で「黄金期」の最中にあるベトナムは、ICT教育を推進し、様々な実践も行われています。また、政治情勢が安定しており、日本との関係も良好です。特に、日本とは時差がわずか2時間で、距離・時間的にも、文化的にも近い国といえるでしょう。こうした優位性を持っているベトナムのオフショアサービスは、信頼を寄せられ、近年、日本においてオフショア開発の新しい波になってきています。

3.オフショア開発国別比較

オフショア企業を選定する際にいくつか注意すべき点を述べました。

以下で、日本企業向けオフショア開発サービスを提供している上位6カ国について紹介します。

  コスト コミュニケーション力 開発対応力
中国 X 人件費が増加傾向にある
(~33万円/MM)
〇 日本語能力が随一 〇 オフショア開発の実績が豊富
インド X 人件費が増加傾向にある(~28万円/MM) 〇 公用語:英語日本語力、英語力が高い ◎ 多くの国に様々な分野にわたりオフショア開発を提供する実績がある
ベトナム 〇 人件費が低い(25万円/MM) 〇 ベトナム語(公用語)、日本語(基本レベル) ◎ オフショア新興国であり、技術力が高いオフショア開発市場の51%を占める
フィリピン 〇 人件費が低い(~27万円/MM) ◎ 多くの言語でコミュニケーション可能(英語、日本語など) △ 設計作業に注力
マレーシア △ 東南アジア諸国と比べ、人件費が比較的高い(~29万円/MM) △ 多民族、多言語の国 〇 対応できるソフトウェア開発の種類が豊富
インドネシア 〇 手頃な人件費
(~29万円/MM)
△ 日本語である程度コミュニケーション可能 △ アプリ開発、ウエブ開発に注力

ベトナムは最もおすすめのオフショア開発先

先述の通り、ベトナムは価格といい品質といい、日本のオフショア開発先として非常に人気の国です。政治情勢、地理的な位置、文化、人材の面で大きな優位性を持っており、ベトナムは日本企業の発展規模及び品質要求に容易に適応できると認知されています。

それに、ベトナムのIT産業は近年飛躍的な成長を遂げており、オフショア開発企業の数も品質も大幅に増加しています。

(図)2017年までのベトナムのIT産業の年間総売上高 (出典:moresoftware)

4.オフショア開発ならVTIが良い選択でしょう!

株式会社VTIはベトナムにおける大手オフショア開発企業とし、金融建設小売運輸、インタネットサービスなど多岐多様な業種で、全規模企業向けにソフトウェア開発、自動化実装、デジタルトランスフォーメーション、ハイテクサービスをご提供します。

創業から4年を経て、200件以上の実績を持ち、事業の拡大に向けて日々、変革に取り組みつつあります。努力の結果として、AWSアドバンストコンサルティングパートナーに認定され、国際認証CMMIレベル3を取得したことに加えて、日本・韓国・ベトナムの50会社以上にパートナーとしてIT技術のサービスを提供しております。ジタルトランスフォーメーションを経営上の課題解決、運用プロセスの最適化・自動化に適用するなどお客様に役に立てる、かつ最高のオフショア開発サービスをご提供できますよう、業界での知識および経験を生かして我社の約1000名の全社員が一丸となって努力して参ります。

ご質問・ご相談・資料請求等は、お気軽にお問い合わせください。

 


参考文献

https://www.farorecruitment.com.vn/vietnam-is-a-favorite-supply-of-it-outsourcing-services-to-japan-t_1/2578

https://www.jetro.go.jp/bangladesh/topics/20070218412-topics/Speech.pdfhttps://kaopiz.com/ja-news-what-is-offshore-development/#2

https://www.offshore-kaihatsu.com/faq/

https://boxil.jp/mag/a2789/#2789-1

https://www.digima-japan.com/event-news/lp/offshore_hakusho_2021/

https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/houkokusyo.pdf

https://www.viet-jo.com/news/social/191212201824.html

Posts Related

オフショア開発の単価
ベトナムオフショア開発の単価相場はいくら?本当に安いですか?

オフショア開発のメリットと言えば、開発のコスト削減は第一です。それをわかっているが、どの国が委託先の良い選択か悩んでいる方が多数いると思っています。現在だと、中国、インド、フィリピン、ベトナム、ミャンマーなどが挙げられますが、一番注目を集めているのはベトナムです。 それでは、ベトナムオフショア開発の単価相場を見に行きましょう。 1. ベトナムオフショア開発の単価相場は? 一般的、開発費用は、エンジニアの人月単価×開発工数で計算されます。 「工数」というのは、作業を行うのに必要とされる「人数 × 時間」のことです。「工数」は「人日」「人月」といった単位で表します。 例えば、1人で作業して3ヶ月かかる作業量と、3人で作業して1ヶ月でこなす作業量はどちらも同じく3人月と表します。) オフショア開発の発注先によって「エンジニアの人月単価(開発要員の人件費)」がずいぶん異なります。 細かく分けると、 エンジニア単価(1ヶ月当たりで技術者に支払われる費用) コミュニケーター単価(諸外国と意思疎通するブリッジやコミュニケーターに支払われる費用) その中で、エンジニア単価が主な要素となるので、具体的に、各国のエンジニア人月単価がどうなっているか比較していきます。 2.

オフショア開発でベトナムが選ばれる4つの理由とは

IT需要が今後拡大する一方で、日本は少子高齢化が顕著で、人材確保が難しくなっています。経済産業省の「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」(平成28年)によると、IT人材不足は今後ますます深刻化し、2030年には、(中位シナリオの場合で)約59万人程度まで人材の不足規模が拡大するということです。それに対する対策として、海外の開発会社に委託するというオフショア開発が挙げられます。 現在、日本が進出しているオフショア開発先に中国、ベトナム、インドネシア、インド、マレーシア、フィリピンなどがありますが、ベトナムは最も注目を集めていると言われています。それでは、ベトナムオフショア開発が選ばれている理由はなんでしょう。 1.豊富で、優秀なIT人材 ベトナムの総人口に占める生産年齢人口 (15歳~64歳の人口) が増え続け、その中、IT従事者が40万人となっています(2020年)。 国のSTEM(科学、技術、工学、数学)を重視した教育政策への取り組みのおがけで、今後も若く優秀なIT人材が増えることが予想されています。TopDevの「VIETNAM IT MARKET REPORT 2020」によると、IT分野の年間卒業者数が5万人近くです。また、中学校2年生から、アルゴリズムとプログラミング授業もカリキュラムに入っており、IT人材の輩出が国策として掲げられています。 なお、オフショア開発と言えば、失敗する原因だとされているのは「コミュニケーション不足」という問題です。だが、現在のベトナムでの日本語教育の拡大を見ると、懸念不要です。学習者数が急速に増加し、2018年度日本語教育機関調査速報値によると、約17万5千人で世界6位となります。この数年、ベトナムのトップ大学では、情報技術学生向けの日本語教育にも取り組んでいるので、日本語ができる開発者数が増加しています。日本語が得意なベトナム人が、ブリッジSEとして重要な役割を果たしています。 優れた専門知識・日本語能力に加え、ベトナム人のITエンジニアは向上心が強く勤勉だと評価されています。 2.価格競争力 IT業界で、コストの削減を図る企業であれば、ベトナムをオフショア開発先として検討すべきだと考えています。なぜかと言えば、日本人のITエンジニアの平均年収は約600万円で、ベトナムの~4倍となっています。